ハーレーダビッドソンのカムのカスタムチューン
ハーレーダビッドソンのエンジンに「八イカム」を組んだからといって、即、性能が上がるものではない。
エンジンをどの回転域で一番使うのかによって、目的のカムは変わる。
どのタイミングでバルブを開いたら、一番効率よく混合気を燃焼室に充填させられるかが変わるからだ。
適切なバルブのタイミングというのは、バルブの大きさはもちろん、キャブレターやマニホールドにおける空気の流入量であるエアフローや、燃焼室の圧縮比、さらに排気ポートの排気慣性、エキゾーストパイプ(マフラー)の長さといったもろもろの要素によっても変わってくる。
カムのカスタムチューンは難しいのだ。
しかし、、、ハーレーダビッドソンのエンジンにはカムのカスタムチューンキットなるものがある。
ハーレーダビッドソンのエンジンに合う部品がキットになっていて、定番の組み合わせで販売されているのだ。
カムがいろいろ要素に影響を受けるのは、重要な部品だからであって、エンジンのカスタムチューンでは、カムの選択は最後になる。
当然、吸排気はいじっていても、カムまでは換えていない人が多い。
まぁ、マフラーは規則のように変えるのが定番だが。
もちろんそれでも構わないが、マフラー、キャブ、カムというのは一連の流れだから、工ンジンの性能をフルに引き出すには、まとめてやるのがベストには違いない。
キャブがよくなれば、混合気の充填率もよくなって、同じ力ムでもエンジンの効率はよくなる。
ハーレーダビッドソンのエンジンのカスタムチューンの順番としてはマフラーとキャブは一緒に換えて、物足りなくなったらカムをいじる、といったところか。
反対に、ノーマルの吸排気のままで、カムだけ換えても意味がない。むしろ逆効果になってしまう。
カムのカスタムチューンは、他のチューンをより生かすために、最後に行うべきだ。