ハーレーダビッドソンのアイドリングを低くする
ハーレーダビッドソンのエンジンのことを考えると、アイドリングを低くすると、油圧が落ちてしまうというのは問題だ。
ノーマルのオイルポンプは高いアイドリング回転数に合わせてある。
79年までのショベルは、ノーマルでも3拍子が出ていた。
当時はオイル・ポンプの油圧はアイドリング時から高かったが、エボリューションになって、オイルボンプの油圧が低く設定されている。
オイルボンプ構造自体はそれほど変わっていないが、設定が違うのだ。
オイル・ラインの抜け具合をよくして、特にヘッドまわりに行くオイルの量を少し減らしてある。
ショベルよりも高い回転数で走ることが多いので、同じ圧力だと吹き出してしまうからだ。
だから、単純にアイドリングを下げると、油圧が下がりすぎて、ヘッドまわりに十分にオイルが供給されなくなってしまう。
これでは潤滑トラブルが原因でエンジンが焼けかねない。
アイドリングを下げるなら、その時に油圧を高められるようにオイルポンプをカスタムする必要がある。
ちなみに、ツインカム88になってからは、オイルポンプがスポーツスターと同じ仕組みのものになっている。
だから安定してオイルを供給できるようになっていて、アイドリングを下げてもエンジンが壊れてしまうようなことはない。
エンジンが壊れないからといってもエンジンに良いわけわないので、正しいカスタム手順を守ろう。
ハーレーダビッドソンの3拍子は味がある。
アイドリングの時にの3拍子が出れば、後はどうでもいいというのは考え物だ。
低中速の実用範囲でのトルクアップをすることも考えたい。
そのうえで、自然に3拍子が出るのが理想だろう。
3拍子のみにこだわらず、全体のバランスがとれたカスタムを考えよう。
駆動系のギア比を変えてあげれば、回転を上げずにスピード・アップすることもできる。