ハーレーダビットソンの選び方、ソフテイルFX偏
ハーレーダビットソンの中でも「伝統」と「現代の技術」が融合されたモデルといえるのが、ソフテイル。
カスタムの世界では今も昔も人気のリジッドフレームはスタイルが抜群にいい。
そのスタイルの良さを取り入れて開発されたのが1984年モデルから登場した「ソフテイルフレーム」である。
もともと、リジッドフレームは純正で採用するには快適性などの点で問題があった。
しかし、ソフテイルFXは快適性とスタイルの良さを両立している。
ソフテイルFXは一見するとリジッドフレーのように見えるが、フレーム下部にサスペンションが装備されている。
こうしてビンテージハーレーのようなフレーム造形を持ちつつ、現代で通用する性能を持つ。
これが、スタイルと快適性が両立された高機能なハーレーダビットソンのフレームの秘密である。
このフレームが採用されたハーレーダビットソン・ソフテイルファミリーは、現在も多くのハーレー乗りから支持されている。
ハーレーダビットソンのソフテイルFLシリーズはソフテイルフレームでクラシックなスタイルを実現するハーレーの王道的なモデル。
ソフテイルFLシリーズの車輌に興味を持つと、「ツーリングファミリー」とで悩むことが多い。
「リアサスペンションが見えていない『リジッド風』のスタイルが好み」な場合にはソフテイルFLシリーズ、「年間走行距離の多くをロングツーリングに利用される」場合はツーリングファミリーを選ぶのも良いだろう。
ツーリングファミリーは、いかにもハーレーダビットソンといったカウルなど装備が充実していて、オーディオ搭載もある。
これ対して、ソフテイルはFLと言ってもやはりワイルドなハーレーダビットソン。
快適さはもちろんながら、若々しいスタイルが特徴のハーレーダビットソンだ。
当然、この辺りは完全に好みになるから、使い方をじっくり考えた上で試乗し、購入しよう。
どちらのモデルを選ぶのか、じっくりと悩んでいただいて後悔しない選択をしたいものだ。
ハーレーダビットソンのソフテイルファミリーには、専用の「ツインカム96B」エンジンが搭載されている。
2006年モデルまでは、「ツインカム88B」で、2007年モデルから排気量大きくなった新型エンジンが採用さた。
「ツインカム96B」は「ダイナ」や「ツーリング」ファミリーで採用されているラバーマウントの「ツインカム96」エンジンとは違う。
ラバーを介さずフレームに直接エンジンがマウントされているため、ソフテイルフレームではエンジン周りのフレームがややコンパクトになっているのだ。
1584ccのエンジンから生み出される振動は「ツインカム96」エンジンではラバーが収束している。
しかし、「ツインカム96B」エンジンでは、エンジンが生み出す振動を打ち消す「カウンターバランサー」が採用された。
このおかげで、穏やかで快適な走行が実現されている。
ツインカム96Bの採用に際して、それまでの5速ミッションから6速ミッションに変更されている。
また、それまでハーレーダビットソンはキャブレターモデルが中心だったが、すべてインジェクションモデルへと変更されている。
ハーレーダビットソンのラインナップが、環境に配慮したのだ。
フレームとスイングアームが強化されて、ブレーキも仕様変更となっている点も目立たないが実は改良されている。